ライン

ポイント:HP Proliant DL160 G6 LFFへの導入で実施

ライン

 準備

 今回は、Windows Serverの導入している老朽化サーバのリプレースを ESXi で置き換える作業です。
 初めて VMware対応になっている機種。すんなりいくのかと思っていたのにちょっと苦戦しました。

 方針として、
・内蔵USBで起動を行なう
・HDDはSATA 2TBを4本(3.5インチ) (WesternDigital WD20EARS-MVWB)
・メモリーは別買して16GB (SanMax Technologies PC3-10600 4GB CL9 Dual ECC *4)
・iLO100を利用する
という感じ。

 メーカー品だけにして保守をしっかり受けられる形にしたかったんだけど、仕方ない。
知り合いの会社より購入したみたいで、保守をベンダーよりしっかり受けることよりも安く購入することを選んだ模様。

HP DL160 G6 (590160-291)とのこと。CPUは E5506だったけど。

 ラックレールとかは付いてきた。そういうものなんだ?
ハードディスクレスモデルを買ったはいいけど、HDDトレイが付いていない。
購入元では、トレイはよく知らないとのこと。(どういうところから買ったんだ?) まじですかーという感じ。
HPの "373211-001" でGoogle様に聞いてみる。おっとで5000円で売っているね。中古でも新品でも同じ価格なんだろうか。
海外だと2000円程度なので、海外より調達した方が良さそうな感じだ。

メモリーは、内蔵されていた4GB分はRDIMMで、今回購入したものはこれとは違う。
元々のは保管して、別途購入品の方を利用する。BIOS上の認識は問題なし。
メモリーのバンクは順番があり、
・3A 6B 9C 2D 5E 8F 1G 4H 7I の順番で入れていく必要がある。

Xeon E5506 のものを買ったのに、上記のページを見て、Hyper Threadingありのものと勘違いしていたみたいだ。
このCPUは4コアです。

ML110 G6などに同じく、ディスクコントローラは B110i。普通のアレーコントローラにしてくれないと、VMware上からはハードRAIDであっても、ディスクは個別に見えてきてしまう機知の事象になってしまうので、RAID 10は断念。まぁ、想定通り。

内蔵にUSBメモリーを入れた起動方法を選択したかったが、内蔵のUSBは、USB インターナル ケーブル キット 536769-B21 というのがないと付けられないみたいだ。適当に類似するケーブルを買って来ていたようで、接続してみるがうまく認識されない。
結局、フロントの2つのUSB接続用のコネクタをはずし、接続して利用することに。
ちゃんとUSBブートするようになった。(BIOSからもちゃんと見える)

DL160 G6に、NICが2つしかない。マネージメント用のNICはどこだろう…これは、2つ目のNICをsharedで使えということみたいです。
BIOSでは、Advancedメニューから、IPMI Configurationを選択。LAN Configurationで BMC NIC Allocationだったかを操作します。
ここで、NICはSHAREDを選択し、IPアドレスは DHCP以外のStaticsで、固定IPを割り当てます。
リブートさせた後に、他のPCのIEなどのブラウザによりIPアドレスでアクセスすればログイン画面が表示されますので、いつものiLOの
設定操作をしてください。
(自分用のアカウントの作成と、admin/adminなアカウントの無効化、operatorも同様に)

ESXi のメディアは、無償ダウンロードより、メルアド登録し、ライセンス番号とISOファイルを取得。
「VMware-VMvisor-Installer-4.1.0.update1-348481.x86_64.iso」というファイル。400MB程度。
Virtual Clone Driveでマウントし、Lhaplusでimagedd.bz2を解凍して取り出す。

900Mクラスのファイルとなりました。

 次に、USBメモリーにISOを導入するために、毎度でDDWinを入手。
http://www.si-linux.co.jp/pub/DDforWindows/DDWin_Ver0996.zip を入手。
解凍し、DDWin_Ver0996フォルダの中の実行ファイルを管理者にて起動する。

USBメモリーを追加して、「書込」でUSBメモリーに導入を開始します。
完了しました。メディアを抜いて、シールなどを貼っておきましょう。

 USBメモリーをDl160の内部の部分に入れて起動できることを確認できたらここまでは完了です。

 サーバの起動

 ハードディスクはトレイなし状態で、SATAのジャックに押し込んでおく。商品が入手できるまでは暫定的な感じ。
手元にあるWindows 7のPCより、vSphere Clientで操作。問題なく接続。
 ディスク追加の操作。

 結果として上記のようになるが、この操作の過程でDISK03に相当するディスクがどうも不良品っぽかった。
追加できずにエラーになってしまい、予備の1台と入れ替えて無事完了。
※ダメだったディスクは、Windows側では問題なかったとのことで修理交換にはしなかったみたい

 時間がGMTになっているので、おかしな時間になっていました。

のように、変更して日本時間に修正。
接続するアカウントの追加。※このページ上では割愛。

ネットワークは、NC362i のデュアルなので、フォルトトレランスなチーミングで設定。

 ESXiのライセンスを適用。※ここでは詳細を割愛

 その後

 とりあえず、WIndows Server 2003 R2 SP2(64Bit) Stdで導入してみました。
何が原因なのか、導入時間に非常にかかった印象がある。ディスクを追加し、ソフトウェアRAIDを設定。
再同期中になってから1時間たっても3%程度(200Gないのに)。

 ディスクが物理的に悪いという感じではない。何がボトルネックになっているのだろう。
つくるのに丸一日かかっているけど、一度削除することにした。
Windows Server 2003 (32bit)で導入しなおし。ディスクは DISK 4に入れて、DISK 2にソフトウェアRAIDすることにする。
 20:30に開始して、現在06:30で36%程度。ものすごく遅いのだ。

なんという値なんだ…。
別のマシンで動作しているものは特に問題は生じなかったが、ここにきてAFTのディスクの
対処が必要っぽい。
Start は128。
ふむ。じゃ先に進もう。
Advanced Format Hard Drive Download Utility というのがあるらしい。けど、"This utility is only intended to be run with Windows 7, Windows Vista, and Windows XP operating systems. You do not need to run the WD align utility based upon your system selections. " といっている。
…というか、既にESXi 上で仮想ストレージになっている状態で適用はできないと思うし。
SP2 にした時点でこんな感じ。(そんなことだけで変わるんかいな?)

ちなみに、
diskpart で create partition primary align=64で作成し、以下のような形でフォーマットしたディスクを作成して、
OSの導入を試みたが、インストーラから導入できないって蹴り飛ばされてしまった。
良い方法ってないのだろうか。
とりあえず、以下のリンクの Preparing VMDK for Windows Installationを参照に操作を進めることにします。
# The Disk Data Base
#DDB

ddb.virtualHWVersion = "7"
ddb.longContentID = "e67c3192a68f75c42987b86eb59a1b65"
ddb.uuid = "60 00 C2 9e 31 ad 3d 32-2f 79 4e 3c 91 c0 1d 54"
ddb.geometry.cylinders = "22192"
ddb.geometry.heads = "255"
ddb.geometry.sectors = "63"
ddb.adapterType = "lsilogic"
ddb.toolsVersion = "8295"

書かれている通りに操作。
AAA.vmdk とここでは書いておきますが、該当するファイルの -flat じゃない側を確認しました。
メモしたら、今度は fdiskでflat側のファイルを操作します。

# fdisk AAA-flat.vmdk
Unknown value(s) for: cylinders (settable in the extra functions menu)

Command (m for help): x

Expert command (m for help): c
Number of cylinders (1-1048576): 22192

The number of cylinders for this disk is set to 22192.
There is nothing wrong with that, but this is larger than 1024,
and could in certain setups cause problems with:
1) software that runs at boot time (e.g., old versions of LILO)
2) booting and partitioning software from other OSs
   (e.g., DOS FDISK, OS/2 FDISK)

Expert command (m for help):

では、変更操作を開始することにします。
最初の開始が63だったことを覚えておきましょう。

Expert command (m for help): p

Disk mail.ins-net.ne.jp (32Bit+JQ-2fS_1-flat.vmdk: 255 heads, 63 sectors, 22192 cylinders

Nr AF  Hd Sec  Cyl  Hd Sec  Cyl      Start       Size ID
 1 00   1   1    0 254  63 1023         63  356514417 42
 2 00   0   0    0   0   0    0          0          0 00
 3 00   0   0    0   0   0    0          0          0 00
 4 00   0   0    0   0   0    0          0          0 00

Expert command (m for help): r

Command (m for help): n
Command action
   e   extended
   p   primary partition (1-4)
p
Partition number (1-4): 1
Partition 1 is already defined, delete it before re-adding

Command (m for help): x

Expert command (m for help): b
Partition number (1-4): 1
New beginning of data (63-356514479, default 63): 2048

Expert command (m for help): p

Disk mail.ins-net.ne.jp (32Bit+JQ-2fS_1-flat.vmdk: 255 heads, 63 sectors, 22192 cylinders

Nr AF  Hd Sec  Cyl  Hd Sec  Cyl      Start       Size ID
 1 00   1   1    0 254  63 1023       2048  356512432 42
 2 00   0   0    0   0   0    0          0          0 00
 3 00   0   0    0   0   0    0          0          0 00
 4 00   0   0    0   0   0    0          0          0 00

Expert command (m for help): r

Command (m for help): t
Selected partition 1
Hex code (type L to list codes): 7
Changed system type of partition x to 7 (HPFS/NTFS)

Command (m for help): w
The partition table has been altered!

Calling ioctl() to re-read partition table
fdisk: WARNING: rereading partition table failed, kernel still uses old table: Inappropriate ioctl for device
/vmfs/volumes/4e0602cd-f4f5e310-d929-68b599b40d6d/AAA

上記のように変更を行いました。

 ディスクは2つ接続していたので、同様の操作を他のディスク側で操作します。

 結局は、スタートポイントが変更になっているので、導入していたOSは入れ直し。
SP2の再適用まで時間がかかっています。

 毎度おなじみの地雷踏んじゃいました状態で課題できちゃった状態。
まぁ何度もOSの導入をやり直してもいいわけで。

結果、書込がまぁまぁ出るようになったのを確認できた程度でした。
上記ページに書かれている Disk Alignment Check Utility は未確認。
これまではWD20EARSは(今回試した場所では)試していないのだけれど、ちょっと性能が出ないなと感じてしまうところでした。
ESXiで他で動かしているシーゲットの2TBの半分程度の速度しか出ないな…。

現状、ソフトウェアRAIDを実施している最中です。書き出し速度が倍程度にはなっているので論理上なら倍の速度で完了すると想定。
しばらく様子見で使ってみようと思います。

 その他の備忘録

 リモート作業を行う上で必要になったことをメモしていきます。

vSphere Clientで接続し、構成→セキュリティプロファイル、右上のプロパティ…をクリックすると以下が表示される。
該当箇所が「停止」になっていたので、選択してオプション…をクリック。
これを自動的に開始にすればOK。
ちゃんと接続できるようになりました。

 

 なかなか、一発でうまくいかないのが残念ですが、どうにか実用にはなっているのでほっとしています。

 


【改訂履歴】作成:2011/06/26  改訂: 2011/7/3
【参考リンク】



Copyright © 1996,1997-2006,2007- by F.Kimura,