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ポイント:Express5800 S70はSSDに向かない?!

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 起動ディスクをSSDに変更

Express5800/S70 Type:PJ (NP8100-9021PS04)

 PCにも利用できる通称「鼻毛」サーバ。前回は容量に余裕があるということでRAMDISK化をしていました。
しかし、高速に感じることも少なく、起動と終了で満足度に低かったので、今回はSSDを追加してみました。
 以下、以前のページの記述をそのまま使いながらページを更新していきます。

 このマシンはサーバ用途ながらも、PCとしても使える前提に作られているようで、サウンド機能などがついていたりします。
もちろん、Windows XPやWindows 7で動作可能。しかも静音なのが特徴です。
 送料込みで2万円以内で購入できることが多く、既にそういう使い方で使うために保有している方が多く存在します。

CPU Intel Pentium(Clarkdale) G6950(2コア 2.8GHz) TDP75W
Inter i5(Clarkdale) 650(スレッド含4コア 3.20GHz) TDP73W
メモリ ECC あり/なし でも可能。
DDR3-1333 SDRAM-DIMM
16GBまででしたので、安価なメモリーと入れ替え済
SSD ADATAのS510を追加。ケーブルは1番に指定
HDD 元々のものから交換
2TB
光ドライブ LG製品に交換。
マウス ロジテックのワイヤレス式のレーザーマウス。
USB延長ケーブルをマウスの都合の良い位置に置いて使用
ディスプレイ
アダプタ
RADEON HD 5450(PCI-Express)
HDMI経由でモニター接続
NIC 1000Base-TX対応。
インテルのNICを2つ目として追加中。
電源 400W
キーボード NEC製品は使いづらかったので安価なものと交換

 OSはWindows 7 64BitのProfessional版です。

 さて、以下はSSDを追加して使えるところまでの顛末をメモしておきます。

 SSDはADATAのS510に決定

IDEにしておくべきだった?

 SSDを使うのだし、AHCIにして導入するようにしました。
これが、結構 試行錯誤させられる原因となります。
 性能的には、AHCIにするのが良いのですが、EXPRESS 5800 S70は不具合がある。
スリープに一度入ってからあがってくるといろんな事象が発生することがあるためです。
 このあたりの話はページの後半に記述するとして、まずは変更前の状況。

※上記の後者は、SSDにした後のもの。CPUも i5 650にした際のもの。
 VT-dが必要だったので、i5 650にしたのですが、この辺りは別ページにて作成予定。

 メモリーたっぷり状態。

 BIOSは、IDEモードからAHCIに変更。SSDはハードディスクと同じ位置に設置することにしました。
 CD装置の下に、SSDが入りそうなスペースがありますが、そちらは使わずという方針にしました。

秋葉原でもインターネット通販でも安価になったADATA S510。12K円でお釣りで買えました。
6GB/s といわれても、このマシンじゃ3GB/sしか出ませんし。
安価な選択にしました。3.5インチのマウンタが付いているのが面白い。
取り付けたイメージはこんな感じ。
ファームウェアは新しいものが出ているようですが、
チェックしないままマシンへの取り付けを開始しちゃうことにしました。

 2TBのHDDと共存させるので、ブートできるディスクをどっちかに決める必要がありました。
ケーブルの小さいポートのものが優先されるっぽく、こちらを1番ポートに入れました。

 利用開始

Windows 7の導入は速い

 OSの導入はこれまでで経験のない17分で完了でした。FreeBSDの導入並という感じ。
Windows Updateの方がその後延々…終わらない…。

 Office XPを入れたのですが、すでにオンライン上でライセンス認証できず。0120-801-734に電話し、認証を完了させる。

 課題は、いくつかありました。
SSDをAHCIで入れた際にありがちな、ハードウェアの安全な取り外しの一覧にハードディスクやSSDが見えるようになってしまう事象。
これは解決は難しくなくて、Intel Rapid Storage Technology(インテルラピッド・ストレージ・テクノロジー)をダウンロードして導入してあげる。
するとこの事象は出なくなるし、以下のようにファームウェアのバージョンその他情報が参照できるようになる。

 困ったのは、スリープ後の動き。流石に起動ディスクであるSSDが見えなくなったことはないものの、
スリープから復帰後HDDが外れた状態になってしまうこと。
 これは、使い物にならなくて、IDEモードに戻そうかと試みたものの面倒になってしまい、スリープに落ちないような設定に
変更してしまいました。
 これまでも、HDMI経由の音声が見えなくなったり、USBの動作が不安定になるなどの事象はありましたが、今回の事象が致命的。
NECがBIOSまでサポートしようとしない玩具サーバなので仕方がないのかも知れません。
個人的にはサポート放置が気持ちが悪く心証が良くありません。公私でもNEC製のサーバを購入することはないだろうと思っています。

ハードディスクの転送速度はアップしました。(当然ですが)
上記がSSDでの実施結果。
下記がHDD(SATA)の結果。

まぁ、こんなところなんだろうか。速くなったとは思うけど、劇的にということではないですし。

 そんなこんなで、AHCIのままですが、各種アプリケーションの導入をする段階を進めている最中です。

 SSDにしたことによる設定変更

設定

 DOS窓を管理者モードで立ち上げる。
次に、"fsutil behavior query DisableDeleteNotify" で何になっているかを確認する。

C:\> fsutil behavior query DisableDeleteNotify
DisableDeleteNotify = 1

すでに問題なさそう。なっていなかったら、"fsutil behavior set DisableDeleteNotify 1" で変更。

デフラグが動くのはうれしくないので、SSDについては除外する設定を入れる。
ディスクデフラグツール(dfrgui)を起動する。スケジュールの構成を確認。

Cドライブ(SSD)がはいっていないことを確認する

 3ヶ月利用をしてみましたが、特に問題なく利用ができています。どこでどんな問題が出るかを経験するのも悪くないので
このまま利用を続けるつもりです。

【改訂履歴】作成:2012/01/03 更新最終:2012-11-10
【参考リンク】


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