FreeBSD 7.0を導入してみるメモ
FreeBSD の導入ページを久々に更新することにしました。
あくまでも自分用の備忘録という位置づけだけ。
Dell Power Edge SC440ということでコストパフォーマンスが良い機器での導入です。折角なので、SATAのHDDを2台使ってRAID
1で動作させることにします。メモリーは、購入タイミングで 1GB(512MB * 2)が標準だったので、このまま利用しました。CPUはDUO
Core 2 E4500/2.2GHz 2MB L2 Cache 800MHz FSBという形にしました。CD-ROMは手持ちのIDEのものを使うことにして発注。月末までには機器は到着しました。
到着してCDを取り付けようとしたら、CD-ROM機器が見つからない…。SATAのCD/DVDが見つかったので、秋葉原で
SATAのケーブルを購入してきて準備完了です。(SATA 7ピンと15ピンの電源ケーブルを一つのコネクタにした便利なのがあったので、これを購入して利用しました。860円だったし、電源変換ケーブル付きで便利でした。)
ついでだったので、検証機用に残っていたデジウムのTDM400PをPCIに入れておくことにしました。電源が別途必要なので、分配ケーブルをかまして接続をしました。これで機材の準備は完了です。3万円台でこの構成ができあがってしまうのですから驚きです。
今回、FreeBSD 7.x系に変えて導入する理由は、Core 2で動かしてパフォーマンスが期待できそうなことや初期のバージョンとしては2年も時間をかけていて安定してくれていそうなことがあります。
導入アプリが新しくなることも特徴だと思っていたのですが、finstall は今回のリリース時には間に合わなかったみたいで今まで通りの導入になりました。
1. 導入するCDの作成
FTPサイトからISOイメージを入手します。この手の説明は、何度も書いているので省略。トラックトラックイメージをそのままCD-Rに焼いても起動CD-ROMはできません。ダウンロードをしたら、トラックイメージとしてCD-Rに書き込む用に操作してください。
ダウンロードを行ったのは、以下のサイトです。
ftp://ftp2.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ISO-IMAGES-i386/7.0/
ここで
7.0-RELEASE-i386-disc1.iso を入手。これをトラックイメージとして CD-Rを焼きます。
FTPサイトは、日本でも世界中のどこからでも好きなところから入手していただければOK。
マナーとして、自分の近いネットワークから入手した方が良いけれど、わからない人は、上記で良いでしょう。
トラックイメージは、DVD Descripter を使ってCD-Rに焼きました。
どんなソフトでもいいですが、ISOイメージから作成できる操作をしてください。できあがったCDに"FreeBSD
7.0-Release" と書いたらできあがりです。
2. CD-ROMからインストール
FreeBSDのインストールは、LinuxやMS Windowsのように日本語が出てきません。英語での導入を行います。
ここが敷居が高いという人もおられますが、そもそもUNIX系のOSだし、そっちの方が敷居が高いと思うんですが。導入した後もずっと穎悟なわけだし、難しいことは考えずに、慣れましょう。
ちなみに、日本語化したも提供されている方がおられますので、これを利用されれば日本語での操作になりますので、安心かも知れません。(ここでは、それによる説明は行いません。)
今回は、前著の通り、2台のハードディスクで構成されたSC440に FreeBSDを導入します。
手順としては、
・OSを SATA ad4に導入
・sshを接続できるための設定
・自分の使い慣れている設定になるように作業
・portsコレクションの最新版への追従
・必要なportsの導入
・旧マシンよりの設定ファイルのコピー等
・RAID 1の設定と実施(ad5 にシンクロナイズ)
という流れで行こうと思います。
CD-ROMを入れて電源を起動すれば、CD-ROMよりブートしてインストーラが動いてきます。
FreeBSD 7より finstallというインストーラで導入できることになっていたはずですが、いつも通りのインストーラでした。
わたしはMLも雑誌も見ていなかったので気づきませんでしたけど、これは間に合っていないだそうです。
慣れているインストーラの方が間違いもないので、気にせずに先に進んでしまいます。
国の選択画面が表示され、アメリカがデフォルト値で表示。当然、わたしは日本に変更。JP/日本は110番目にありますので、選択しましょう。その後は、キーボードも106キーボードとしてデフォルト画面が出てきたと思いますので、これを適用します。
fdisk画面は今までと同じです。ad4 側を選択して、FreeBSD onlyとして選択しました。
|
・A(Use Entire Disk)→Q |
|
・ブートマネージャー Standard |
|
・パーティション/スライス Auto |
Kern-Developer - Portsコレクションあり、を選択。
後は待つだけです。機材が最近のスペックなので、のんびりやっていたと思いましたが、全行程の終了は16分間でした。
もちろん、これにはホスト名やrootパスワードなどの設定を含めて実施しました。再起動すればできあがりです。
3.個人の好みの各種設定
この章で実施することは、普通はとばしでいい内容なので、気にしないでください。
・/etc/ssh/sshd_config を修正
Protocol の行とPasswordAuthentication 行を触って少しレベル下げを実施。
AllowUsers admin(例) を追加して、接続できるユーザは限定。
#
/etc/rc.d/sshd restart
で再起動を完了。
その後に Teraterm Proで接続をできることを確認。
いつも、この時に表示されるメッセージが邪魔で、
/etc/motd
の中身を勝手な内容に修正。
このタイミングで、/usr/libexec/getty が7つも動作するのが不要に感じているので、過去に戻った気分で
ttyv3〜ttyv7 を止める。
具体的には、/etc/ttys の該当行をコメントにする。
・/HOME/.cshrc
これも、今までの自分の慣れ。
alias last last -15
alias tailmail tail -f /var/log/maillog
alias tailm tail -f /var/log/messages
alias checkv 'portversion -v -L '=' | grep -v 'held'|grep -v 'succeeds''
set prompt="%n %~ %"
と追加。
> source .cshrc
foo ~ %
のようになったら完了。
ついでに、.profile .loginの最終行をコメントに。fortuneがログインごとに動くのは趣味じゃないというだけ。
スマートじゃないけど、本来的な止め方を失念しているだけ。
・.cshrc へさらに追加
setenv PACKAGESITE \
ftp://ftp2.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-7-stable/Latest/
setenv PACKAGEROOT \
ftp://ftp2.jp.freebsd.org/
setenv MASTER_SITE_BACKUP \
'ftp2.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/distfiles'
setenv MASTER_SITE_OVERRIDE 'ftp://${MASTER_SITE_BACKUP}/${DIST_SUBDIR}'
として、
source .cshrc を実施。
通常、この後には、pkg_add で Perl58を追加するのだけれど、今回はコンパイルした時間をみたいので、そのままportsからコンパイルをしてみることにしました。
4.portsの導入(portupgrade/ruby/perl)
portupgradeを導入。このタイミングで前著の通り、Perl5 が導入されます。
・whereis portupgrade
#
whereis portupgrade
portupgrade: /usr/ports/ports-mgmt/portupgrade
と返ってくると思うので、make installしてみましょう。
全部のコンパイルが10分でした。やはり速いな、って思ってしまう。
ここで、portsの最新まで追従してみようと思います。
既に、portsnapを利用します。
#
portsnap fetch
このダウンロードが完了するのを待つ。/etc/portsnap.conf にSERVERNAMEという設定があって、この先が日本ではないので多少かかっているみたいだ。ミラーを各国におくべきなのではないかなぁ、と思うんだけど。50MB以上あったし。
#
portsnap extract
で展開。これで完了した。
では、
#
checkv
[Rebuilding the pkgdb <format:bdb_btree> in /var/db/pkg ... - 5 packages
found (-0 +5) ..... done]
[Updating the portsdb <format:bdb_btree> in /usr/ports ... - 18264
port entries found .........1000.........2000.........3000.........4000.........5000.........6000.........7000.........8000.........9000.........10000.........11000.........12000.........13000.........14000.........15000.........16000.........17000.........18000..
..... done]
portupgrade-2.3.1,2 < needs updating (port has 2.4.3_2,2)
と、更新されているものが表示された。
#
portupgrade -a
これで追従が完了しました。あっさりでした。
#
pkg_info -aI
db41-4.1.25_4 The Berkeley DB package, revision 4.1
perl-5.8.8_1 Practical Extraction and Report Language
portupgrade-2.4.3_2,2 FreeBSD ports/packages administration and management
tool s
ruby-1.8.6.111_1,1 An object-oriented interpreted scripting language
ruby18-bdb-0.6.2 Ruby interface to Sleepycat's Berkeley DB revision 2 or
lat
これで基礎として欲しいものが入った状態です。
さて、実機はどの程度のportsを導入しているのかを見ておくことにしました。
#
pkg_info -aI | wc -l
137
そこそこの数になっていました。
Apache Bogofilter cyrus-sasl …と考えてみればいろいろと加えているわけです。
それぞれのportsの導入例をページで書いていると、またそれなりのページを作らないとダメなので、ここは省略。
そして、それぞれのファイルをこの作成中のマシンへ持ってきておきます。
#これで現状マシンの代替ができあがった予定
後は、RAID 1の動作になるように実施すればできあがり…の予定です。
今日は作業しないけど。
※作成途上なので、まだ参照されるには早すぎます…