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ポイント:Hyper-VのゲストOSとして導入可能

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 はじめに

FreeBSD

 FreeBSD 8.x系のOSをMicrosoft Hyper-V Server 2008 R2のゲストとして導入します。
ちょっと、設定をミスしているので、ネットワークの設定順番がおかしいですが、特に修正せずそのままにしてあります。

 FreeBSD 8.0-Release のサポートされる期間は以下のようになっています。

Branch Release Type Release Date Estimated EoL
RELENG_6 n/a n/a n/a November 30, 2010
RELENG_6_4 6.4-RELEASE Extended November 28, 2008 November 30, 2010
RELENG_7 n/a n/a n/a last release + 2 years
RELENG_7_1 7.1-RELEASE Extended January 4, 2009 January 31, 2011
RELENG_7_2 7.2-RELEASE Normal May 4, 2009 June 30, 2010
RELENG_7_3 7.3-RELEASE Extended March 23, 2010 March 31, 2012
RELENG_8 n/a n/a n/a last release + 2 years
RELENG_8_0 8.0-RELEASE Normal November 25, 2009 November 30, 2010
RELENG_8_1 8.1-RELEASE Extended not yet release + 2 years

 サポート期間がそんなに長くないので、8.1のリリースが出たらアップデートした方が良さそうです。
※ 上記引用元は FreeBSD Security Information < http://www.freebsd.org/security/ > です。

 導入と設定

ゲストOSの導入にUSBメモリーインストールは…?

 USBメモリから起動した導入しようと試します。
FTPサイトからイメージファイルを入手。

 ダウンロードを行ったのは、以下のサイトです。
ftp://ftp2.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ISO-IMAGES-i386/8.0/

 8.0-RELEASE-i386-memstick.img を入手しました。
 DD for Windowsを入手し、デスクトップ上で解凍しました。(Windows 7のデスクトップ)
生成されたファイルの DDWin.exe を「管理者として実行」として実行して利用します。

はい、をこたえ進めます
USBメモリの容量よりも小さいので、聞いてきますが「はい」でこたえます
以上の流れで、USBメモリー(4GB)にデータを書き出しています。
いざ、実施しようと思ったら、USB起動が選択にありませんでした。(確かめてから実施すべき)

仕方ないので、USBメモリをFAT32に戻して、ISOファイルを取得しなおしからやり直し。
入手したら、メモリーにコピー。
DVDドライブの部分を、物理 CD/DVDドライブの指定から、USBに入れたISOイメージに変更。

残念だけど、今回はこの形で入れます。
起動してみます。
そのまま10秒待つか、エンターで先に進みます。
毎度でアメリカデフォルトであがってきたので、日本に変更。
キーボードは、日本語なので106のそのままを選択。
導入には、Standardを選択します。
Aを入力
Q入力
そのままエンター。
ここも A
細かいこと抜きに、今回はデフォルトで進みます。

Qで進む。
今回、カーネルソースのみ必要として選択。
ドキュメントは英語だけでいいので、ここはそのまま指定せず
YESにしましょう。終わってからすぐにportsnapでもいいけれど。
CD/DVD のままでエンター。
では、開始します。
そのまま導入を進めます。
この先は画面が変化していきますが、キャプチャーは省略します。

※何にしても、Hyper-Vなので、キャプチャーが撮れて便利です。
Hyper-Vの指定を間違えていたようです。後ほど修正します。
SSHは動作させる設定にしておきます。
わたしは、日本時間に設定します。
UTCで使う人はわたしのまわりでは結構多いです。
なんか、途中抜けた気がするけど、rootのパスワードを付けます。
個人用のものは、後で入れる方針にしました。
これで導入は完了です。USBを引っこ抜いて起動を確認します。
ちゃんと起動してログインまで完了しました。

 なんかやたら速い感じがします。

NICを認識させる

 Windows Server 2003では、

このような設定です。
デバドラ上では、バーチャルのNICが認識しています。

FreeBSDの場合、この設定ではダメだったのを忘れていました。
レガシーネットワークアダプターを指定することで可能になります。
指定しなおしてやってみましょう。
スクリーンセーバが動いていました。上記の流れでは設定していないのに、表示されているのは実は指定したのです。
ちゃんと表示されてきました。
rc.conf や resolv.conf に指定を入れたら、yahoo.comよりpingの返答を得られました。
sysinstall → configure → networking を指定してOKすることでも指定可能です。
ssh設定その他を加える

 必要な方のみどうぞ。

・/etc/ssh/sshd_config の修正
 Protocol の行とPasswordAuthentication 行を修正。

# /etc/rc.d/sshd restart

で sshd の再起動を完了。

 その後に Teraterm Proで接続をできることを確認。

・/root/.cshrc の設定
 以下のような設定を入れる。

alias last last -15
alias tailmail tail -f /var/log/maillog
alias tailm tail -f /var/log/messages
alias checkv 'portversion -v -L '=' | grep -v 'held'|grep -v 'succeeds''

setenv PACKAGESITE \
        ftp://ftp8.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-7-stable/Latest/
setenv PACKAGEROOT \
        ftp://ftp8.jp.freebsd.org/
setenv MASTER_SITE_BACKUP \
        'ftp8.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/distfiles'
setenv MASTER_SITE_OVERRIDE     'ftp://${MASTER_SITE_BACKUP}/${DIST_SUBDIR}'

set prompt="%n %~ %"

と追加。

> source .cshrc
foo ~ %

のようにして完了。

 /etc/rc.conf に以下を加える。

ntpdate_enable="YES"
ntpdate_flags="-s -b 210.173.160.87"

ntpd_sync_on_start="YES"
ntpd_enable="YES"

 これで次回の起動時から正しい時間に設定されてあがってくるはず。
時間を直すか、再起動してportsのツリーをなおしましょう。

# portsnap fetch
# portsnap extract

 これで準備の準備完了。
Perl 他を導入して普通の環境にしましょう。

# cd /usr/ports/lang/perl5.8
# make install clean
# cd /usr/ports/ports-mgmt/portupgrade
# rehash
# portinstall portadit

 必要なものがそろった感じです。後は、ログのローテートやportsの自動更新などの設定を好きにどうぞ。

評価として

 特に問題なく Hyper-V上で導入・利用ができそうです。
ライセンスも不要だし、メモリー等のリソースがあれば必要なサービスを使うことができるでしょう。

 また、実運用で利用する際に続きを記述したいと思います。

【改訂履歴】作成:2010/04/21
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