ライン

ポイント:フリーで利用できる仮想サーバの1つ

ライン

 1つのサーバに複数のホストを同居させよう

  XenServerやVM ESXi、そしてマイクロソフトのHyper-V。
仮想ブームの中でそろそろ安定してきただろうと思い、今年になってからいろいろ読み物を眺めていました。
テストマシンも準備できたので、それぞれを評価してみたく思っています。

 まず、最初はHyper-V。Windows Server 2008 or R2では既に利用経験はあるのですが、Windows OSなしのHyper-V Server は初めてです。
Windows OS上で動作しているHyper-Vでは、Standardエディションであれば1つのOSの同等またはダウングレードしたOSのホストを無償で動作させることができます。
 無償版のHyper-V Server 2008 R2で動作させるゲストosは、すべて別途ライセンスがあるものを導入、または移行させてくる必要があります。
※デスクトップOSでVECDのライセンスが別途必要である話は本ページ内では割愛します。

 サーバの導入

 まずは、Hyper-Vサーバの導入から始めます。

 メディアの入手はインターネットからダウンロードが可能です。
前提スペックは以下と書かれていました。
CPU : 64ビットのコンパチCPU。Intel VT か AMD-V が可能であることが前提。
1.4GHz以上のクロックが必要。2GB以上を推奨。
メモリーは1GB以上。推奨は2GB以上。1TBまで可能。
ディスク容量は、最低8GB。20GB以上を推奨。
DVD-ROMがあること。
解像度800 × 600以上
キーボード・マウス

 という要件となっていました。

 今回は、ダウンロードしたISO(GRMHVxFRE1_DVD.iso)をDVD-Rに焼き、マシンに挿入してブートさせます。

 Windows is loading files ... というインジケータ表示がされて起動してきます。

”Starting Windows” という表示に移行され、ロゴが表示されてきます。(Windows 7の上がり方に同じです)
 画面は各国がで表示された選択画面にあります。「使用する言語は日本語です」を選択。情報の収集の章終了。

 Windowsのインストール画面になります。「次へ」をクリック。
 「今すぐインストール」を選択。[→]をクリック。開始していますの表示が表示される。
 "Windowsのインストール"画面。同意するにクリックを入れて「次へ」。
 「新規インストール(カスタム)」を選択。'Windowsのインストール場所の選択' では、表示されたストレージを選択。「次へ」。
前に入っている物が削除されるという確認メッセージを"OK"。
 "Windowsのインストール中"が表示され、導入が実際に開始します。しばらく待つと再起動。

 ブートマネージャーが一瞬出て、ハードディスクより起動開始。
「サービスを開始しています」画面を経て、インストールの最終処理の実行中..が表示される。

 ログイン画面では、初回Administratorのパスワードの設定を求められます。
複雑なパスワードを要求されますので、忘れないようにします。

 ログイン後は、シンプルなDOS窓と、ブルーの画面のsconfig.cmd が表示される。(GUIだったり、CUIだったりする画面の流れになる)
 まず、最初はリモート管理の構成のメニューで、接続を許可に設定します。
リモートデスクトップも有効にしました。

変更した箇所:
 1)ドメイン/ワークグループ
  ワークグループで FKIMURA のグループを許可
 2)コンピューター名:
  ML110G5 に変更してみた
 5)Windows Updateの更新
  手動で実施しておく。自動にして自動でリブートされても困る。
 6)更新プログラムのダウンロードとインストール
  Windows Updateの手動実施を行い、脆弱性を回避する。Windows Server 2008 R2の64Bit版の更新っぽい
 7)リモートデスクトップ
  許可に設定。限定した端末のみで許可をさせる場合には、セキュリティレベルを「高」に設定する。
  ただし、DOS窓からレジストリエディタは動作できるので、ポート番号やアカウントの変更等する方法もある。
 8)ネットワーク設定
  初期はDHCPで取得したものが表示されたと思うので、アクセスしやすいように静的なアドレス指定に変更。
 9)日付と時刻
  NTPのアドレス等を指定
 リモート管理の構成メニューのサブメニューの内容。
必要な設定許可を出しておく。

 後は、VistaかWindows 7側より操作することができるようになります。

 管理ツールを導入する

 リモート サーバー管理ツールは、Windows 7用とVista用が存在する。今回は、Windows 7で実施する。
Professional か Enterprise かUltimate のバージョンである必要があります。

導入されたはずですが、良くわかりません。
AMDマシンに入れたので、amd64fre_GRMRSATX_MSU.msu というインストーラを使いましたが、すべてのプログラムのメニューに入るものではないようです。

コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\プログラムと機能
と選択し、Windows の機能の有効化または無効化] をクリック。
こんな機能があったんですね。
Hyper-Vツールを選択し、OKを押下します。
管理ツールの中には、「Hyper-Vマネージャー」が加わっていました。
デスクトップなどにも、ショートカットをおいておけば便利でしょう。
さて、ワークグループの環境では認証が面倒そうです。
HVRemote.wsf を使った例がいっぱい検索できる。

いろいろ参考にして、整理するとこんな感じ。(以下)
Hyper-V Remote Management Configuration Utility - Release HVRemote Version 0.7 をWindows 7側で入手する。
サーバ側にこれをネットワークコピー等でコピーする。
パスが通ることを考えると、どちらも c:\windows の下にコピーしてしまうのが手っ取り早いでしょう。
(わたしはそうしていないけれど、以下の例ではその方針で書いてあります)

Hyper-V側に1つアカウントを作成。
これは複雑なパスワードである必要があるので、管理専用のものとして作成することにしました。
今回、admin というアカウントで Password9 というパスワードにしたことを前提です。

☆☆追加している内容:開始☆☆
ちなみに後日、このパスワードが一定期間で向こうになってしまい、接続ができない状態で悩みましたので、記述の途中ですが加筆しておきます。

設定途中の人は、とりあえずここを飛ばして後で長めに来てもいいと思いますが、加筆修正時点ではこの行間に書いておきます。
(明日、早いのでとりあえず書きたいだけなんだけど)

この際、イベントログに出力されるエラーは、
という内容です。DistributedCOM 10009は出たら、接続しようとしているアカウントがパスワードの有効期限切れになっている可能性がありますので、変更をしてください。
直接、ログイン画面から変更するでもよし、リモートから変更するでもよしです。

net user admin Password9

とかをリモートデスクトップ接続した後に、DOS窓側で投入し直しでも解消すると思います。

上記のように、有効期限を42日みたいになっている状態が問題だな。(というか、姿は正しいけど)
GUIでいう「パスワードを無期限にする」を設定すればいいということになるが、coreだと何になるのだろう?

今回は、普通に Windows 7の管理から、「別のコンピュータに接続」を選択し、システムツール→ローカルユーザーとグループ→ユーザにて変更をいれました。

こんな感じです。


のように修正適用しました。
便利のようで不便なWindows OSです。

☆☆追加している内容:ここまで☆☆

Hyper-Vサーバ側での作業は、表示されているDOS窓で、
cscript c:\windows\hvremote.wsf /add:ML110G5¥admin
を入力。ここでは ML110G5はHyper-Vでのノード名です。
サーバで実施するのはこれだけ。

次に、Windows 7側のマシンの設定。

まず、hostsファイルに、レコードを1行追加する。

今回だと、
192.168.0.100 ML110G5
のような追加を入れておきます。

次に、
DOS窓を「管理者として実行」で起動する。(この意味がわかっていない人がいるようなら加筆するけど必要?)
cscript c:\windows\hvremote.wsf /mmc:enable
cscript c:\windows\hvremote.wsf /AnonDCOM:grant
cmdkey.exe /add:ML110G5 /user:admin /pass

この入力をすると、パスワードを聞かれるので、Hyper-V上で作成したadminアカウントのパスワードを入力。
これで終わり。

Hyper-Vマシンと、Windows 7のマシンの再起動をする…と多くの記事に書かれているので、一応そうしてみた。

その後、「Hyper-Vマネージャ」を起動してみましょう。
サーバーに接続をクリック。
はい。やっと接続できました。
めっちゃわかりづらいです。

この後自分のページがないと2度と作業できない気がしてきました。

 ゲストOSの導入

 まずは、1つ入れてみようと思います。
新規で導入してみる形を確認することにしました。

操作:新規→仮想マシン を選択。
これで準備は完了。
では、導入を開始します。
また、エラーです。
eventvwrで他のマシンに接続で確認してみます。
またすごいところでエラーです。
そりゃそうだよな。CPU入れ替えまでしてなかった。
デフォルトは、Intel Virtualization Technology (VT-x)は未対応だもんな。
ハイパーバイザーが実行されていないため、仮想マシンを起動できませんでした。
次のアクションが問題の解決に役立つ可能性があります:
1) 物理コンピューターのプロセッサに、サポートされているバージョンのハードウェア対応仮想化が存在することを確認します。
2) ハードウェア対応仮想化およびハードウェア対応データ実行保護が、物理コンピューターの BIOS で有効になっていることを
確認します (BIOS を編集してどちらかの設定を有効にする場合、物理コンピューターの電源をオフにして、
もう一度オンにする必要があります。物理コンピューターをリセットするだけでは不十分です)。
3) ブート構成データ ストアに対して変更を加えた場合は、これらの変更点を見直して、
ハイパーバイザーが自動的に起動するように構成されていることを確認してください。
ということで、CPUを同クラスのE3300に入れ替え。
省電力の側のCeleronはそのまましまってしまいました。

今度はあがるでしょうか。
む? メモリーに文句いわれた。(値下がるどころか、また高等気味だな)
今月はメモリーに追加の予定はまだないのだ。384MBに引き下げて立ち上げてみようと思う。
なんとなく、この画面までがキャプチャーできるのが不思議。
この先はキャプチャーを省力して進みます。
導入途中でHyper-Vマネージャーを確認してみました。
ちゃんと表示できています。

終わるまでは、少し時間がかかりそう。
この先の確認点は、
・ネットワークのチーミングができるようになるのか?
 前提は、もう1枚NICを加える必要がある。これは適当に入手することにする。
 そもそもHyper-Vでチーミングが大丈夫かという話がある。
・メモリーを8GBまで増やして平行に動作してみた際の動作
・ハードディスクを追加した後、バックアップ運用構築

試せそうなことは結構ありそうです。
・SCVMMを試すことやフェールオーバークラスタを試すことなど
特に問題なく、導入・利用が可能になりました。
当初、そのままOSを入れてみた際と変わらないパフォーマンスが出ているように感じました。
操作→統合サービスセットアップディスクの挿入 を選択して導入を実施。
リブート後、適用できました。

 後は適当に、LinuxやFreeBSDを入れて導入を試みて楽しんでいます。結構、いい感じで動作しますよ。
また、現在手元で動いている VPCのVHDファイルも持ち込みもOKです。他にページを作ってありますので、様子はそっちで確認してください。

 仮想インスタンスのライセンスですが、多少ダウングレード権に関する部分だけが良く把握できていません。
ボリュームライセンスによらず、無償で利用できる仮想インスタンスは、ダウングレードをして利用できるかが不明です。
良さそうに書いている記事も見ますが、MSのページではどこを見ているのかわかりませんでした。
 たぶん、Windows Server 2008 R2 ライセンス よく寄せられる質問の内容になるかと思います。

Q. Windows Server 2003 や Windows Server 2003 R2 を Windows Server 2008 R2 Enterprise で許諾される 4 つの仮想インスタンスとして実行できますか?
A. はい、できます。Windows Server オペレーティング システムの以前のバージョンをダウングレード権の行使によって実行することができます。以前のバージョンの実行にはお持ちのメディアからインストールしていただく必要があります。

 仮想インスタンスの実行権は、ダウンエディションは可能となっています。
これは、Enterprise版を使っていても、インスタンス側ではStandard版を使うことが認められていることをさしてします。
ダウングレードのようにメディアを持っている必要性はなく、メディアのみをWindows Server メディア オーダーセンターより購入することで利用できます。

 Hyper-VをWindows Server 2008 R2で購入して使うか、Hyper-V Serverで仮想に持ってきて使うだけにするかなどちょっと便利に使えそうです。
 ESXiやXenServerも試してみたいですが、物理的なハードディスクの余りがそんなにないので、そのうちに試そうと思います。
ハードディスクが安いのですが、余っているほどは持っていないので。
#毎月1TBを買って帰るユーザがいると、アキバの店に書かれていたけど、そこまでするかなぁ…って思うけど。
#メモリーで痛い目にあった人はそうなるのだろうか??

【改訂履歴】作成:2010/04/18  改訂: 2010/6/4
【参考リンク】

Windows Server 2008 Hyper-V のライセンス Microsoft Virtualization…ライセンスに関する説明。

Copyright © 1996,1997-2006,2007- by F.Kimura,