ライン

ポイント:iLOが利用できる

ライン

 確認

 HP Proliant ML110 G6がお安く売っていたので一台購入してありました。
この機器の設定情報を求めてか、アクセスが日々来ているようなので、開封して作業してみることにしました。

 Core i3-530を搭載したモデル(Clarkdale系)なので、非ECCメモリーを使うことができません。Xeonマシンなどだったら使えます。
また、i3-530 はGPUを搭載しているCPUなので、ビデオボードを別付けすることが難しいみたい。
 要するに、このCPUならサーバー用途に使うのが良いということになるみたいです。
このマシンだと、CPUが LGA1156 ということなので、最近出ている LGA1155は使えない。番号が若いのにこっちの方が新しい規格なのだね。
Lynnfield系(Core i7/Core i5/Xeon X34xxなど)とかいわれているやつは大丈夫みたいけど、特にお安くはなっていないのでこのまま使うことにする。

Intel Core i3-530(Clarkdale系)
 TDP:73 W クロック:2.93 GHz ターボ・ブースト:非対応 コア数:2 HyperThreading:対応
 ソケット:LGA1156 Max Memory Size:16GB メモリータイプ:DDR3-1066/1333
 IntelR Virtualization Technology (VT-x):対応
メモリー
 2GB(PC3-10600E アンバッファードDDR3 SDRAM)を1枚搭載
ハードディスク(SATA)
 160GBを1台

 DVD-ROMドライブまで付いていました。送料込みで2万円を切っていましたのでお買い得でした。

 上記の通りで、CPUの交換はコストの面でメリットが出ません。XEON3440 以降のモデルで買えば、ハイパースレッドも動くし、メモリーも非ECCで使えるので、よりお買い得なマシンを作れそうです。しかし、今回は以下の方針でマシンを作ることにしました。

 マシンには、iLO100(Lights-Out 100i)が乗っかっているので、これを活用する。
 CPUは、そのまま。そとづけのNICもまずは追加しない。DVD装置もそのままで入れ替えない。
 メモリーは2GBのままで、現時点では追加等は行わない。
 FreeBSD 8.2を動作させるマシンとするが、ESXi 4.1Update1 のゲストとして動作するように導入していく。
 起動には、内蔵のUSBメモリーを使用し、ハードディスクは DATA Storeに割り当てる。

メモリーのスロットは4つあり、空きは3つある。
ハードディスクは、4つ入れることができます。
ただし、電源容量が300Wしかないので、あまり大きな負荷をかけにくいスペックです。
イメージはこんな感じ。CPUがファンレスなので音の問題も問題なさそう。
中の様子は確認できました。

 では、早速通電してみることにします。

 iLO100 を確認

 上記のイメージでは、2つある下側のNICがiLOとなります。
DL360などでは、筐体に設定パスワードなどが記述されていましたが、ML110には書かれていません。
 DHCPで認識されているはずなので、ここにネットワークケーブルを接続して起動してみることにしました。

はい、見つけました。
http://(IP Adress)/ or https://(IP Adress)/ で表示させることができます。

認証が求められますが、ID:admin Password:admin というわかりやすいものでログインすることができます。
このような設定が有効になっていました。
このまま放置はできませんので、adminのパスワードを変更しましょう。Operator のアカウントは、Enable を切りました。
また、User Name を root や admin , Administratorにしても良いですが、通常使っているIDの方がわかり良いので、一番下の OEMを ope1 に変更し、パスワードを保守用のものに変更。User Privilegeは、Administratorの権限にしました。

変更方法は、変更したいものに上書きして行い、横の[Set] をクリックすることで反映します。その際、adminの認証が再度求められました。
パワーの部分を見ておきます。

Power Up
Power Cycle
Soft Power Off
Hard Reset
Power Down
Force Dump

の6つの選択ができます。
電源を長押しoffするには、Hard Resetで良さそう。
モニタリングセンター画面。
皆さんのところもこんな数値では?
ネットワーク設定画面。
DHCPを使わずに、固定IPアドレスにする場合には、ここを設定します。
DHCPのクリックをはずし、自分の環境に変更します。
IPMI PET 設定画面。
何を設定する画面だろう?
ドキュメントによれば、PETとは "Platform Event Trap"の略。例のHPのツールに障害を通知する関連の設定のようです。
IPMIは、"Intelligent Platform Management Interface"。

なかなか便利そうです。
基本的には、パワーON/OFFの部分しか利用を検討していません。
これだけでも十分便利なのです。
 さて、telnet/sshによる操作も確認しておきましょう。アドレスは、ウェブと同様のIPアドレスとなります。

Lights-Out 100 Management
Copyright 2005-2007 ServerEngines Corporation
Copyright 2006-2007 Hewlett-Packard Development Company, L.P.

/./->

上記は、SSHで接続してみました。
IDどパスワードは、上記で設定したものと同じです。
なるほど、ちゃんと機能する。

/./-> cd system1
/./system1/-> stop /system1
System1 stopped.

/./system1/-> start /system1
System1 started.

電源のOFF/ONがちゃんとできました。
詳細はここを参照。ここはあまり詳細に確認する予定がないので、割愛。

さて、毎度ながらライセンスキーの体験版を入手して、一時的にでもリモートからの操作を使おうと思います。
サーバ1台につき、60日間は無料で利用できるのであります。登録をいたしましょう。
「Click here to register」をクリックします。

HPパスポートに登録する必要がありますので、ユーザになっていない方は、"New users - please register"の部分をクリックして登録してください。費用がかかることはありません。
 さて、私はアカウントを持っているはずなのに、前回のものを覚えていない。
…Forgot userIDで確認。ああ、これなんだっけね。
ログインしてみました。OKです。
「Lights-Out 100 Advanced」
を選択。
という感じで進む。
登録した電子メールアドレスに、メールが届いたと思います。
リンクをクリックします。
ナンバーは、事前に入っています。
Email addoressの部分には、改めて自分の登録しているアドレス等を入力し、"Submit" いたしましょう。
"get Software"で、"Download Directly" をクリックします。
PDFファイルの中に、ライセンスキーが記述されています。
iLOのウェブ画面に戻って、取得したキーを入力します。
そうすると、"END USER LICENSE AGREEMENT" な画面が表示され、OK→OK
メニューに、"Virtual KVM/Media"が追加され、別画面でコンソールが見えてきたと思います。
これでBIOSの設定や、リモート接続をしなくても操作ができるようになりました。
ML110G6の Light-Out 100 用 Ver 4.22 (A) (7 Apr 2011)というのがあるみたい。これにはまだ更新していない状態。

 では、次にBIOS部分を見ておくことにします。

 BIOS

 では、BIOSを眺めて必要箇所は設定を変更していこうと思います。
(確認するというページの目的より多少ずれているかも)

F10 を押します
メイン画面は Boot Featuresのみ。
Advanced Chipset Control をクリックして下層を確認。
ここは Enableに変更しました。

さて、"Advanced Processor Options"を選択。
ハイパースレッディングは初期より有効になっていました。
また、Intel VT機能も有効です。
CPUは、Turboモードが使える物ではないので、ここはそのまま。

I/O DeviceConfiguration を確認。
次に、Harddisk Configurationを確認します。
SATAのモードは、ご自由にという感じでしょうか。
RAIDは、ESXi がこのオンボードのコントローラでうまくいかないことが事前にわかっているので、使わない方針。
今回は、AHCIに変更することにしました。

USB Configurationを確認します。
ここはデフォルトのままで良さそう。

IPMIを見てみます。
Blow-Out featureはDisableに変更。
これは、PCの起動時にファンが高速回転するのがうるさかったので、やめました。

LAN Settingsは、iLOの設定箇所です。ウェブで設定してしまっているので、ここでは作業せず。

Console Redirectionを確認します。
BIOS シリアルコンソールポートの意味がわからないので、デフォルトのままにしました。
Securityメニューを確認します。
ここは、触ることはなさそうです。

Bootメニューはデフォルトのままにしました。
これを保存することで準備ができました。

 試しに、VMware vShere Hypervisor (ESXi) を起動してみることにする。

 VMware vSphere Hypervisorの起動

 ML110 G6も、内部にUSBの口がある。ここに起動用に作成したUSBメモリーを入れて起動することでESXi サーバを起動することができます。

あがってきました。すんなり起動してしまって何もすることはありません。
適当に必要な設定を変えてみました。

vSphere Clientからアクセスを確認します。
想定通りに動作してきました。
何も問題が無くて、つまらないと感じてしまうほどあっさりと使えます。
ゲストの設定を行ってみました。
ゲストOSの導入も問題なく進みます。
このまま問題なく導入が完了しました。

ISOイメージのマウントを外して、単体起動を試してみる。
普通にあがってきました。
使ってみたところ、問題なしです。

 一通りの動作を確認できました。
皆さんのマシンではどんな感じでしたでしょうか。

 この後、メモリーの追加購入をしました。

11K円程度で8GBを追加できてしまうのですからお安いです。
Xeonだったら、ECCでなくても良いので、10K円未満で済みますが、差もない感じです

 駆け足で画像とページを作成したので、非常に醜い状態になってしまいまして申し訳ない状態です。
何か参考になる情報があれば幸いです。


【改訂履歴】作成:2011/04/24  改訂: 2011/6/19
【参考リンク】



 
Copyright © 1996,1997-2006,2007- by F.Kimura,