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ポイント:ルーターのポートスタティックNAT設定だけで使う

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 はじめに

SSHのポートフォワーディングは使わないで実施

 遠隔地にあるサーバー1台が、ある日突然に異様な動きをしてサービスが不安定になってしまいました。
その際、バックアップは取ってあったものの、そのファイルを他のサーバーに移動させてリストア…というのに時間をかけすぎてしまい、ユーザのクレーム対応に追われた…のようなことがありました。

 コールドスタンバイマシンをVMwareの環境で作成しておけばどれだけ楽できたか、ということで今回はまったく別の箇所に コンバーターで自環境をコピーしておくことにしました。
 対象は、Windows Server 2003のインターネット上の公開サーバ。DMZにあるサーバーでいろんなレジストリを設定してあって、外部よりコンバーターによりP2Vを実施できるようにしていない。(というか、元に戻す方法が手順として残っていない)
 当然として、これをP2Vするために、同マシン上に VMware vCenter Converter Standalone Clientを導入が必要。
 また、ESXi サーバーのあるネットワークはプライベートLAN上にあり、コンバーターするにも細工が必要ということになります。

 このメモページでは、比較的うちの作業者でもわかるルータ上のポートフォワーディングにより、これを実現するための備忘録としてその手順を公開します。

 コンバートされる側の作業(1)

コンバーターの導入

 今回、P2Vしたかったのは、Windows Server 2003サーバー。
現状、普通に動作を再開している状態。Windows Update系は、ほとんど当てている状態にあります。アンチウィルス系のサービスも動作したままの状態にあります。
  VMware vCenter Converter Standalone Client をネットからダウンロードし、導入を行います。
VMware-converter-all-4.3.0-292238.exe というバイナリでした。
 ダウンロードするだけで15分程度かかったでしょうか。120MB程度あるファイルです。

 ダウンロード後、そのまま導入。特にリブートの必要もなく、無事に導入は完了。

 コンバート先側の作業(1)

ルータのNAT転送設定

 ポートとして、443, 902, 903のTCPをNATで転送してあげれば良いっぽいので、これらを設定することにする。
VMware vCenter Converter インストールおよび管理ガイド P25あたりを参照のこと

 これら3つのポートをあけて終了。

 コンバートされる側の作業(2)

コンバータの起動と作業

 コンバーターアプリを起動しましょう。
この辺りの手順は、以前書いてあったと思うので、おおよそ省略。
1.マシンの変換をクリック
2.ソースシステムで、「パワーオンのマシン」、パワーオンのマシンを指定で「このローカルマシン」を指定する。

3.ターゲットシステムでは、ターゲットのマシンを選択で「VMware Infrastructure 仮想マシン」を選択し、サーバーをルータのIPアドレスで指定。ユーザー名とパスワードには、ESXi のIDとパスワードを指定する。





この先もいつものように設定を進めていきます。
 オンライン上のマシンをコンバートしているので、コールド実施しているよりも時間を要することが予想されます。
Cドライブ50GB(使用率50%未満)、Dドライブ 100GB(使用率50%前後)でした。

コンバート終了

 とりあえず、長時間ながら終了しました。


 とりあえず、長時間ながら終了しました。

正常動作を確認

 18時時間かけて、コンバートは無事終了しました。
仮想環境でゲストの正常起動と動作を確認した。MSの認証をやり直し。

開いておいたポートを閉じて作業を完了です。

コンバート後の問題回避のために

 コンバート(P2V)後の動作で設定がうまくいかなくなったりすることがあります。
今回発生したのは、「このネットワーク アダプタ用に入力された IPアドレス ~は別のアダプタ アダプタ名に既に割り当てられています」のようなたぐい。表示されるネットワーク上には何もないのに、過去に存在していたNICの設定がどこかで残っているようなメッセージでした。

 そんなときには、wagasa Linux-memo 消えないNIC情報と増えるローカル接続番号 【WindowsXP】のページに書かれている通り、
 * set devmgr_show_nonpresent_devices=1 をDOS窓上で投入
 * start devmgmt.msc を入れる
 * メニューの表示の中にある "非表示デバイスの表示" を選択し、薄く表示されている不要な残痕デバイスを消しまくりする 

消せないものもありますが、気にせずある程度の削除で大丈夫かと思います。


【改訂履歴】作成:2011/03/06  更新 2011/11/17

【参照ページ】

(入力まだ)

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