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ポイント:Ver 6.4は安定

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 はじめに

 実は何ヶ月の間、Vyatta Core 6.6R1 を我慢して使っていました。しかし、MTUの問題やVPN接続の不安定さから、ダウングレードすることに決めました。
6.6と6.4では、文法が異なるので、設定ファイルも作り直しが必要かも知れません。ちょっと残念な感じですけど、安定するかを見るのには良さそうです。

 今回導入するのは、ESXiは、5.5版の仮想マシンになります。
現在の設定ファイルをバックアップして作業を開始することにします。
※当然、別のゲストマシンをつくり、これまでのものは残しておきます

 導入

VMwareゲストOSの導入

 今回は、6.4のバージョンを取得するので、こちらよりISOファイルを入手します。
私の作成時点では、vyatta-livecd-virt_VC6.4-2012.05.31_amd64.iso の200MB程度のファイルを入手して利用しました。

 次に、vSphere Clientにより、ゲストOSを作成しておきます。

今回はカスタムを選択。
次に、導入するデータストアを選択して先に進んでください。
次に、CDイメージより起動してみる。
IDパスワードともに vyattaでログイン。
install system とコマンドを入れて導入開始。
ほぼデフォルトのままに進めていくだけで完了します。

 ISOのCDイメージをアンマウントして起動すればこれまでのように立ち上がってきます。

vyatta@vyatta:~$ configure
[edit]
vyatta@vyatta# set system login user root authentication plaintext-password rootのパスワード
vyatta@vyatta# ifconfig eth2 192.168.0.100
vyatta@vyatta# set service ssh
vyatta@vyatta# commit
vyatta@vyatta# save
vyatta@vyatta# exit
これでrootのパスワードの設定ができました。
SSHで接続できるかを確認しておきました。
VMware Toolsの導入

 VMwareのクライアント操作で、仮想CDにVMware-toolsのイメージをマウントしておきます。

root@vyatta:/home/vyatta# mount /dev/cdrom /mnt
mount: block device /dev/sr0 is write-protected, mounting read-only
root@vyatta:/home/vyatta# cd /mnt
root@vyatta:/mnt# ls
VMwareTools-9.4.0-1280544.tar.gz  vmware-tools-upgrader-32
manifest.txt                      vmware-tools-upgrader-64
run_upgrader.sh
root@vyatta:/mnt# cp -p VMwareTools-9.4.0-1280544.tar.gz /var/tmp
root@vyatta:/mnt# cd /var/tmp
root@vyatta:/tmp# umount /mnt
root@vyatta:/tmp# tar pzxvf VMwareTools-9.4.0-1280544.tar.gz
root@vyatta:/tmp# cd vmware-tools-distrib/
root@vyatta:/tmp# ./vmware-install.pl

 リブート後に状況を確認しました。

 再度ifconfigでIPアドレスを設定して、Teratermでログイン。
先ほどバックアップしたconfigのバックアップを戻してloadします。

$ cd /config/
$ ls -la
total 40
drwxrwsr-x  9 root vyattacfg 4096 Mar  9 11:04 .
drwxr-xr-x 22 root root      4096 Mar  9 11:04 ..
-rw-r--r--  1 root vyattacfg    0 Mar  9 11:01 .vyatta_config
drwxrwsr-x  2 root vyattacfg 4096 Mar  9 11:24 archive
drwxrwsr-x  2 root vyattacfg 4096 May 31  2012 auth
-rwxrwxr-x  1 root vyattacfg 1993 Mar  9 11:40 config.boot
drwxr-sr-x  3 root vyattacfg 4096 May 31  2012 ips
drwxrwsr-x  2 root vyattacfg 4096 May 31  2012 scripts
drwxrwsr-x  2 root vyattacfg 4096 May 31  2012 support
drwxr-sr-x  3 root vyattacfg 4096 May 31  2012 url-filtering
drwxrwsr-x  2 root vyattacfg 4096 May 31  2012 user-data
$ su
# configure
# load config.boot.bk20140309
Loading configuration from '/config/config.boot.bk20140309'...
Configuration path: [interfaces ethernet eth0 policy route PPPOE-IN] is not valid

Set ['interfaces' 'ethernet' 'eth0' 'policy' 'route' 'PPPOE-IN'] failed
Configuration path: [policy route PPPOE-IN rule 10 protocol tcp] is not valid

Set ['policy' 'route' 'PPPOE-IN' 'rule' '10' 'protocol' 'tcp'] failed
Configuration path: [policy route PPPOE-IN rule 10 set tcp-mss 1414] is not valid

Set ['policy' 'route' 'PPPOE-IN' 'rule' '10' 'set' 'tcp-mss' '1414'] failed
Configuration path: [policy route PPPOE-IN rule 10 tcp flags SYN] is not valid

Set ['policy' 'route' 'PPPOE-IN' 'rule' '10' 'tcp' 'flags' 'SYN'] failed

Load complete.  Use 'commit' to make changes active.
[edit]
# commit
# save

当然にエラーが表示されます。
確かにこの文法はないのでエラーになりますが、6.6で発生しているバグ対処のために入れている部分なので無視でOKです。
とりあえずは保存してから更新することにします。
これで、6.6→6.4の設定ファイルの戻しができました。

 その他

 一応、loadした以外の場合の設定方法も以下に書いておきます。

vyatta@vyatta# set system time-zone Asia/Tokyo
vyatta@vyatta# set service ssh
vyatta@vyatta# set interfaces ethernet eth3 address 192.168.xxx.yyy/24
vyatta@vyatta# set system name-server DNSアドレス
vyatta@vyatta# delete system ntp
vyatta@vyatta# set system ntp server ntp.jst.mfeed.ad.jp
vyatta@vyatta# set system gateway-address ゲートウェイのアドレス
vyatta@vyatta# set protocols  static route 0.0.0.0/0 next-hop ゲートウェイのアドレス
vyatta@vyatta# commit

 vyattaゲストのコンソール上からは、

# ifconfig | grep 00:0c:29

 とすれば、割当たっている一覧が表示されるので、一致するものが探せます。

 やはり、この辺りの版は安定しています。通信速度もまともに出るようになりました。

 メモ

 現状便利に利用中です。
他のマシンにもVer 6,6を試しましたが、不安定でこの版に落として利用しています。
さて、現在設定している内容をコマンドの形で見るには以下で見れるそうです。

# /opt/vyatta/sbin/vyatta-config-gen-sets.pl /config/config.boot 

 これは便利ですねー。設定を戻したいなどではsetをdeleteに変えて…など利用することができます。


【改訂履歴】作成:2014/ 3/9  改訂: 2014/05/06
【参考リンク】

 
Copyright © 1996,1997-2006,2007- by F.Kimura,