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ポイント:クライアントの導入が簡単

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 さらに続いて

監視したいマシン(クライアント)への導入

 前ページでは、サーバのウェブ設定画面についてを書きました。
このページでは、やっと監視したい先にクライアントの導入についてを記述します。

 FreeBSDのportsで導入する例とWindows Server 2003 (SP2) に導入した例の2つを現在までに試しています。

 参考になる部分がありましたらどうぞ。

 クライアントの導入

FreeBSDの portsで導入[/usr/ports/net-mgmt/zabbix-client]

 サーバには既に導入を終えていますので、ここでは何かを書くことも無いのですが、FreeBSDに導入する例から始めます。
 監視したいサーバが、その他だけだったらここは読み飛ばしですけど。

●本来はサーバ画面で設定
 まず、サーバ側でhost登録をしておくのが本来的な流れだとは思います。
 どこかでもう1台監視に加える際に、その部分の流れを含めて記述し直す予定ですが、

のようにホスト名やIPアドレスを記述するだけです。設定→ホストで上記画面にはたどり着きます。

●監視できるようになると…
 監視ができるようになると以下のような画面になります。
 IMAPやNNTPなどは動作させていないマシンなので、初期はエラーが出て当たり前。
トリガーの抑止設定(無効)をビシビシ入れて、初期設定を終えれば監視が開始されるものです。

●FreeBSDのクライアントの導入もportsで開始
 導入は、make install cleanで終わり。IPv6のオプションは今回も無視して入れませんでした。

 /usr/local/etc/rc.dにzabbix_agentdが作成されたと思いますので、この対応はしておきます。

 /etc/rc.conf にzabbix_agentd_enable="YES"を追加。

 /usr/local/etc/zabbixに設定ファイルのサンプル zabbix_agentd.conf.sampleがあるので、これをベースに作成。

# cp zabbix_agentd.conf.sample zabbix_agentd.conf

 設定ファイルにはサンプル記述がありますが、

PidFile=/var/run/zabbix/zabbix_agentd.pid
LogFile=/var/log/zabbix/zabbix_agentd.log
Server=(ZABBIXサーバのホスト名またはIPアドレス)
Hostname=(クライアント側のホスト名)
ListenIP=(クライアント側のIPアドレス)

のようにしました。
 サーバの設定の際に同様を実施したように、/var/run と /var/log 以下にディレクトリの作成とオーナの設定を入れておきます。

# mkdir /var/run/zabbix /var/log/zabbix
# chown zabbix:zabbix /var/run/zabbix /var/log/zabbix

 これで完了。後は実際にサービスを浮かべてみましょう。

●起動

# /usr/local/etc/rc.d/zabbix_agentd start

 動作を開始したと思います。

99583  ??  SN     0:00.00 zabbix_agentd: main process (zabbix_agentd)
99584  ??  SN     0:00.00 zabbix_agentd: main process (zabbix_agentd)
99585  ??  SN     0:00.00 zabbix_agentd: waiting for connection (zabbix_agentd)
99586  ??  SN     0:00.00 zabbix_agentd: waiting for connection (zabbix_agentd)
99587  ??  SN     0:00.00 zabbix_agentd: waiting for connection (zabbix_agentd)
99588  ??  SN     0:00.00 zabbix_agentd: poller [sleeping for 1 seconds] (zabbix_agentd)

 ログも確認しておきます。zabbix_agentd.log を参照。

 99583:20100307:111115.989 zabbix_agentd started. Zabbix 1.8.1 (revision 9702).
 99584:20100307:111115.989 zabbix_agentd collector started
 99585:20100307:111115.989 zabbix_agentd listener started
 99587:20100307:111115.990 zabbix_agentd listener started
 99588:20100307:111115.990 zabbix_agentd active check started [foo.example.co.jp:10051]
 99586:20100307:111115.990 zabbix_agentd listener started

 特にエラーは表示されていません。

 Windows Server 2003の導入

導入

 ホストの登録は事前に実施しておき、さっそくエージェントを導入します。

 C:\Program Files\zabbix_agentd にディレクトリを作成しておく。エージェントは、ダウンロードしてここで解凍する。
 http://www.zabbix.com/download.php にアクセス。
 Windows (All) Agents1.8.1 i386,x64を選択。zabbix_agents_1.8.1.win.zip が入手できる。
このファイルには、32bitと64bitのフォルダが存在し、それぞれ3つのexeファイルが存在します。
今回は、32btなので、このフォルダの中身を、上記で作成したフォルダに置きます。

 FreeBSDのportsのworkディレクトリに、Windows版の設定ファイルも一緒に入っていますので、これを取り出して上記のディレクトリに置きます。/usr/ports/net-mgmt/zabbix-agent/work/zabbix-1.8.1/misc/conf 以下にある zabbix_agentd.win.conf です。
 まぁ、1.8.1のtar.gzの中に入っているので、上記の方法によらないでも入手できるでしょうし、なくても設定する項目なんてないに近いし。
以下のイメージは cmd により、コマンドプロンプトで操作しているイメージです。

 C:\Program Files\zabbix_agentd> zabbix_agentd.exe -i -c "c:\Program Files\zabbix_agentd\zabbix_agentd_win_conf"
zabbix_agentd.exe [3976]: Service "ZABBIX Agent" installed successfully.
zabbix_agentd.exe [3976]: Event source "ZABBIX Agent" installed successfully.

 ログファイルをどこに出力するかなどの設定は、それぞれで決定して設定をしておいてください。

LogFile=C:\Program Files\zabbix_agentd\log\zabbix_agentd.log
LogFileSize=500
Server=(サーバのFQDNまたはIPアドレス)
Hostname=(自ホスト名)
ListenIP=(自IPアドレス)
Encoding=utf8


 管理で、サービスを見てみるとちゃんとできていました。開始にしてみましょう。
 これで設定は完了です。

 管理画面から監視を開始

それぞれのテンプレートを当てはめて監視項目を決める

 どちらもクライアントは正常に動作を開始しました。負荷もあまりなく、良い感じです。
サーバ側のログにもエージェントとの通信に関するログが残っていました。
 ウェブベースの監視状態を確認していきましょう。既にエラーは出ているはずです。

 この続きは、これからです。このページの最初の画像のように、既にいろいろな状態はサーバ側からみれるようになっていますし、時間がたってからみるとグラフなどでも見ることもできていました。

 /var/log/messagesやイベントログのエラーレベルを監視したり、機器のエラーをトラップで受け取るなどの設定はこれからです。
 1.8系の情報はまだまだ少ないので、のんびり作業をしていきます。
 何にしてもフリーなのに、ここまでできるとうれしくなります。
メールにまだ発報されてきませんが、障害が起きていないからなので…。

【改訂履歴】作成:2010/3/13
【参考リンク】
デル株式会社
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